良い印象を与えるためのお見合いの準備と当日の行動【結婚相談所】

おみあい

お見合いするときに自身の良いところを知ってもらってよい印象を残したいですよね。良い印象を残せなかったばかりに気になる人に断られているとなかなか婚活が進みません。

結婚相談所でのお見合いを30回以上行い、最後の5回で8割の交際率まで高めたくま所長が参加者目線でのお見合いの準備と立ち回りをお教えします。

この記事を読むことでお見合いで良い印象を残せるようになるので、気になる人との交際への成功確率を上げることができます。

目次

分かりやすい目印を準備する

結婚相談所によっては結婚相談所内で待ち合わせをしたりするところもありますが、大部分の結婚相談所では、待ち合わせ場所を決めて会うことになります。

相手の顔の印象しかわからないので、目印がないと確信をもって相手を見つけることができません。とくにコロナ禍でマスクを皆さん着用しているので写真とは印象も変わりやすいです。

そこであらかじめお互いの目印を決めて相手に伝えておきます。

毎回考えるのは大変なので定番の目印と、当日の服装や持ち物組み合わせましょう。目印はあらかじめ伝えておく必要があるため複数の服装を目印にしてしまうと当日の服装の自由度がなくなります。

目印のオススメ

ハンカチ、ポケットチーフ

特徴的なスマホカバー

服装(ジャケット、シャツ、パンツ、靴)

見た目を整える

お互い初対面なので、第一印象がお見合い成功の90%以上を左右します。

欠点も少なければかえって愛嬌になったりしますが、複数あると悪い印象になってしまいます。油断せずに準備しましょう。

特に慣れていないうちは会話やふるまいに自信がつかないので服装や身だしなみに妥協をしてはいけません。奇をてらわずにお見合いに合わせた王道の服装をしましょう。

お見合いの時間と場所を決める

ほとんどの結婚相談所ではお見合いの時間は二人で決めることになります。

相手から提案があればその中から選べばよいですが、こちらから提案したほうが積極的な感じを演出できるのでできるだけ待ち合わせ日時を提案しましょう

人気の時間帯

結婚相談所専用のスケジュール調整システムがある場合は自分のスケジュールをシステムに登録しておいてください。お互いが空いている時間帯でお見合い日時を選択できます。

システムがない場合は自分の空いている時間帯で相手に提案することになります。

人気の時間帯は午前中です。午後から別件の用事をこなすこともできますし、明るい時間帯であれば初対面の人と会うハードルは低くなります。

次のオススメはお昼過ぎです。こちらも明るい時間帯で印象が良いです。デメリットとして前後に大きな用事を入れにくくなる点とお見合いの会場となるホテルのラウンジやカフェが混み合う点があります。

どうしても時間が合わない場合を除いて夜はやめておいたほうがいいです。

おススメのお見合い場所

ホテルのラウンジか騒がしくない静かなカフェがおススメです。予約できる場所であればなおよいです。予約ができないとしても事前にカフェに入り席を抑えておくことができるお店もあります。

人気のお店だとしても長距離を歩くような場所にあるお店はやめましょう。ヒールで長距離を歩くのは不慣れな場合もありますし、負担です。

会ってからお見合い場所を探すのは要領が悪く見えてしまうのでスマートにしたいですね。

担当者に決めてもらえる場合もある

結婚相談所によっては日時を担当者に決めてもらえたり、相談所内でお見合いができる場合があります。

相手のプロフィールを確認する

覚えられなくてもプロフィールに三度目を通す

自分のプロフィールを間違われたり、特徴的なプロフィールを覚えてもらえないと相手は自分に興味があるのか不安になります。

初対面の方のプロフィールをすべて覚えることは難しくても数回は目を通すようにしましょう。

覚えるために先入観を作ってしまう

なかなか文字だけを追ってもプロフィールが頭に入ってこないので、経歴、好きなことや趣味などから相手に対する人物像を作ってしまいましょう。

イメージをしてみるといろいろなプロフィールがつながるのでかなり覚えやすいです。

想像していた印象と違うのであれば話のネタにもできます。

プロフィールから会話のネタを探す

相手の好きそうなことや、話したいと思うことを想像して会話のネタを探しておきましょう。会話が盛り上がらないときの保険のためにもなるべく多く準備しておくことが望ましいです。

少なくとも3つは準備しましょう。

当日の移動ルートと動きを確認する

相手をお見合い場所までエスコートする必要があります。ここで迷うと準備不足を露呈するので入念に準備しましょう。

待ち合わせ場所からの動線

待ち合わせ場所からお見合い場所までの歩く道を考えておきましょう。なるべく歩道が広い道を選びましょう。縦一列になって歩かない道を選んだほうが良いです。

道中では相手に気を使いましょう

歩道をあるくときは車道側を歩く

扉は先に開けてあげる

エレベータは相手を先に乗せる

お見合い会場ではソファ席か眺めの良い席に相手を座らせる

当日はあったらまず挨拶をしましょう。会ってすぐの会話は深く考えなくてもできる会話をしましょう。

お見合い会場の場所や名物、待ち合わせ場所までの移動での出来事、当日は何をしていたか、天気の話などが無難です。

カフェから駅までの動線

お見合い後にはできるだけ駅まで相手を送りましょう。相手から切り出された場合は会場の前で解散しましょう。

駅までの道では印象に残った話を振り返りましょう。盛り上がっていれば新しい話を広げても大丈夫です。

メニューの選び方

メニューは先に決めてもらうように勧めよう

席に着いたらメニューを決めることになります。水を運んでもらったらお礼を言いましょう。余裕があり丁寧な印象を与えられます。

メニューが一つしかない場合は相手に先に選んでもらうように勧めましょう。自分は定番のメニューなどから手早く選んで相手を待たせないように心がけましょう。

相手がこちらが先に決めるように勧めてくる場合は一緒にメニューを見ましょう。向かい合わせになる場合は横に置いてお互いが見えるようにしましょう。

面白いメニューがあれば一緒に話しながら選ぶと親近感が湧きます。すでにメニューが決まっている場合は一通り一緒に見てから相手に渡したほうが良いです。

先に自分ひとりで選んだ後に相手にメニューを渡すのはやめましょう。二つあればそれぞれ選びます。面白いメニューがあれば話題にしてみましょう。

食べ物は相手に合わせよう

飲み物だけを選ぶほうが無難です。念のため12時ごろの時間帯であればランチ、15時ごろであればスイーツを食べたいか聞いてみましょう。

相手が希望する場合は食べ物を頼んだほうが良いです。特に軽食であれば一人で食べるのは申し訳なく感じるため付き合いましょう。

自分だけ食べ物を頼むと会話のペースが取りにくくなるのでやめておきましょう。

食べる難易度の高い料理は避けよう

食べ物を注文する場合は食べにくい料理を選ぶのは避けましょう。

ハンバーガーやパスタは服を汚す可能性が高いのでやめておいたほうが良いです。

くま所長は具が多すぎないサンドイッチをお勧めします。

二人の注文が届くまで待つ

先に注文したものが届いた場合は相手の注文したものが届くまで待ちましょう。

一緒に飲み始めることで親近感が生まれます。

相手の食べ物の注文が先に来た場合は冷めないうちに食べ始めるように一度は勧めましょう。こちらの注文が来るまで待ってくれることが多いのでしつこく勧めるのはやめておきましょう。

共感する話題で会話を盛り上げる

相手への初対面の印象の半分を作る大切な部分です。緊張すると早口になりがちなのでゆっくりと、少し感情を込めることを意識して会話をしましょう

話題の引き出しを準備する

どんな人に対しても使える会話の引き出しを準備しておきましょう。

以下のものがあたりさわりがなくておすすめです。

  • 収集品
  • ガジェット
  • 食べ物
  • 時事ネタ
  • 天気
  • 流行りもの
  • 遊び
  • 運動
  • 音楽

持ちネタを作り上げる

相手のプロフィールに頼らない自分の持ちネタを作りましょう。

社会人になってからの趣味、学び、家族の会話などの経験から盛り上がる話を作っておきましょう。最初は3つ作っておけば大丈夫です。徐々に増やしていきましょう。

趣味や学びについて昔の話をするのは止めておきましょう。「社会人になってから趣味がないのか」、「最近は学びがないのか」と思われてしまいます。

自慢話や誰かを蔑むような話はやめておきましょう。自慢話は退屈ですし、初対面で他人を悪く言う人は信頼されません。

旅行やアウトドア体験の話やおすすめ、勉強や本を読んで実践してみた経験、数年前にうまくできなくて最近はうまくできるようになったこと、家族の心温まる、笑えるエピソードなどがくま所長の経験では盛り上がりました。

会話では共感を目指す

会話には相手への共感をするようにしてください。正しい必要はないですので相手を面と向かって否定することは止めましょう。

特に相手の感情が揺れ動いたところを注目して会話を広げてください。可能であれば相手の感情に共感して自分の気持ちも伝えましょう。

あまり長くなりすぎると自分の話になるので短く伝えるのがポイントです。

相手の眼を見て会話するようにしてください。気恥ずかしい場合は少なくとも顔の真ん中あたりを見るようにしてください。

共感できないところは相違点に興味を持つ

相手と自分の考えが明らかに違ったり、相手が正しくないと思うのであっても直接否定することは止めましょう。

自分と違う多様性を認めて、自分との相違点に興味を持ちましょう。

「相手はそう考えるのですね。面白い!」と考えられるようになるのがコツです。

次のデートのネタを会話から探る

ついつい会話に夢中になったりすると忘れるのですが次のデートのネタを考えておきましょう。

相手の行きたい場所や食べたいもの、経験したいものをそれとなく引き出してデートへの誘い文句として準備しておきましょう

仮交際後にメッセージで時間をかけてデート場所を決めると冷める可能性があるので危険です。

時間になったら自分から切り上げる

名残惜しくても45分から60分程度でお見合いは切り上げるようにしましょう。

会話に物足りなさを残してまた話したいと思ってもらえるほうが仮交際に進める可能性が高いです。

会話が途切れたり相手がお手洗いに行くタイミングは切り出しやすいです。相手が時計を見たら相手も切り上げたがっている可能性が高いのでこちらから切り上げましょう。

支払いは自分が払うのがおススメです。一番間違いが少ない選択肢です。結婚相談所のガイドラインによっては各自負担となっている場合もありますが印象はよくないので無視してください。

順守している人は少ないです。

別れ際に良い印象を植え付ける

相手の方とまた会いたいと思ったのであればお別れの前に良い印象を与えましょう。

お見合いに対するお礼と楽しかった気持ちを伝えましょう。

「時間を作ってお見合いに来てくれてありがとうございます。」「一緒にお話しできて時間を忘れるほど楽しかったです。」など思いを伝えましょう。

「またお会いできると嬉しい」と伝えるとお見合いの結果は自分からはOKだと伝えることができます。

お見合い後に担当者に印象を伝える

お見合いが終わったら担当者に印象を伝えましょう。自分が相手に対して良い印象であれば相手の担当者を通してニュアンスを伝えてくれることがあります。

プッシュしてもらいたい場合は担当者に頼むことはできます。相手の担当者から伝えてくれることがあるので本命なのであればダメもとでも頼んでみたほうが良いでしょう。

まとめ

お見合いで良い印象を残すための方法を紹介しました。準備をしっかり行い、お見合いでは共感を心がけましょう。交際に進められるように頑張りましょう。

目印となる服装の準備をして当日の動きを頭に入れておく

相手のプロフィールと自分の経験から話題を考えておく

お見合いでは共感を心がける

あいさつやお礼をしっかりして親近感を沸かせる

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